Googleホテル、うちの宿はどう活用する? 掲載・料金・予約通知の仕組みとOTAとの違い 2026年10月5日

Googleホテル、うちの宿はどう活用する? 掲載・料金・予約通知の仕組みとOTAとの違いを紹介する図解

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Googleホテル、うちの宿はどう活用する? 掲載・料金・予約通知の仕組みとOTAとの違い

情報確認日: / 著者:株式会社トラベルコネクト

Googleホテル、うちの宿はどう活用する? 掲載・料金・予約通知の仕組みとOTAとの違いを紹介する図解

そもそもGoogleホテルって何?

Googleホテルは、Googleの検索や地図で宿泊施設を探し、料金や予約先を比べられるサービスです。

例えば「那覇 ホテル」と検索したとき、地図や写真と一緒に施設名や宿泊料金が並ぶことがあります。そこから日程や人数を指定して施設を探し、公式サイトや予約サイトの料金を比較する。こうした宿探しに使われているのがGoogleホテルです。[S06]

施設様にとっては、お客様に宿を見つけてもらい、予約へ進んでもらう入口の一つです。施設名や写真が載っているかだけでなく、どの料金が表示され、どこから予約できるかも関わってきます。

Googleホテルで比較した後、通常は選んだ予約サイトへ移動して予約します。施設様が活用するときは、施設情報に加えて、公式サイトの宿泊料金が表示され、そこから予約できるかまで確認します。[S03][S04]

実際の画面で見る、宿探しから予約先を選ぶまで

要点まずホテルを選び、同じ日程で予約先を比べます。選んだリンクから移動した先で、客室や予約条件を確認します。

ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄を例に、お客様が見る画面を追ってみます。施設様の管理画面ではなく、一般に公開されている検索・予約画面です。[S30][S31]

以下は2026年10月5日に、11月21日チェックイン・11月23日チェックアウト、大人2名で確認した例です。料金・空室・掲載順は撮影時点の表示で、日程や利用環境によって変わります。画像をクリックすると拡大して見られます。

① ホテルの写真・所在地・口コミを確認する

ホテルの詳細を開くと、名称、写真、所在地、評価などがまとまっています。この画面の「トップ」「料金」「レビュー」「写真」「詳細」を切り替えながら、宿泊先として合うかを見ていきます。

Googleホテルのハイアット リージェンシー 那覇の詳細画面。施設名、所在地、写真、料金タブ、宿泊日と人数が表示されている
画面①:Googleホテルの施設概要。出典:Googleホテル、2026年10月5日撮影(一部抜粋)。[S30]

施設側から見ると、写真や設備の情報が、お客様が予約先を選ぶ前の判断材料になることが分かります。

② 「料金」で、公式サイトと予約サイトを比べる

「料金」を開き、下へ進むと「各予約サイトのプラン」があります。この例では、ホテルの公式サイトとTrip.comのほか、Skyscannerなどの料金比較サービスも並んでいます。

Googleホテルの料金タブにある各予約サイトのプラン。公式サイト、Trip.com、Skyscannerなどと、料金や食事・キャンセル条件が並ぶ
画面②:「料金」タブ内の比較一覧。画面①と同じ宿泊日・人数。出典:Googleホテル、2026年10月5日撮影(一部抜粋)。[S30]

見るのは金額だけではありません。この画面には「1泊2名で」という料金の単位、素泊まりかどうか、キャンセル無料の期限も表示されています。公式サイトの欄には、無料登録で割引価格を利用できる案内もあります。同じホテルでも、食事・キャンセル・会員条件まで同じとは限りません。

③ 選んだサイトで、客室と予約条件を確認する

今回は「各予約サイトのプラン」にある公式サイトのリンクを開きました。移動先はハイアットの予約サイトで、11月21日〜23日・1室2名の条件が引き継がれていました。下へ進むと、次の客室選択画面が表示されます。

ハイアット公式予約サイトの客室選択画面。ツイン2台の客室、会員限定料金と通常料金、1泊平均、税金及びサービス料別の注記、選択して予約ボタンが表示されている

この画面の料金には「1泊平均」「税金及びサービス料別」と書かれています。Googleの表示額と見比べるときは、1泊か全泊か、税込か税別か、会員料金か通常料金かをそろえて確認します。見えている金額の差だけで、料金が間違っているとは判断できません。

お客様はこの先、選んだサイトの手順で予約を進めます。施設様も、自施設のリンクを一度開いてみると、日程や人数が引き継がれるか、客室や料金の条件が伝わるかを確認できます。

Googleホテルは比較する場所。予約は選んだサイトで受け付ける

要点Googleホテルで見つけた予約も、OTAを選べばOTA予約、公式サイトを選べば自社予約になります。

楽天トラベルやBooking.comなどのオンライン旅行予約サイトは、OTAと呼ばれます。GoogleホテルとOTAの違いを、施設側の業務に沿って並べると次のようになります。

表は横にスクロールできます。

比べる項目GoogleホテルOTA
主な役割施設や予約サイトの料金を比較する宿泊プランを販売し、予約を受け付ける
掲載の入口施設情報の確認と、OTA・公式予約システム等からの料金連携OTAや販売経路との契約・掲載条件による
予約の確認選ばれた予約先で確認するそのOTAの管理画面や、連携する予約管理システムで確認する
費用の考え方無料の予約リンクと有料広告がある。連携サービスの費用は別途確認契約に応じた予約手数料や追加費用がかかる

つまり、Googleから来たお客様が、すべて自社予約になるわけではありません。OTAのリンクから予約すれば、そのOTAの予約として扱われます。公式予約を増やしたい場合は、Google上で公式サイトの料金も選べる状態になっているかが出発点です。

掲載の手続きは、施設情報・公式料金・広告で分かれる

要点施設情報は申込み前から載る場合があります。自分で管理する手続きと、公式料金を載せる連携は別です。

Googleは、施設側の登録だけでなく、公開されているWeb情報や第三者のデータ、利用者の情報なども使います。「Googleに申し込んでいないのに施設名が出ている」という状態は、この仕組みで起こります。[S01]

施設様が始めるときは、目的を分けると手続きが見えてきます。

表は横にスクロールできます。

やりたいこと確認する手続き
施設情報を管理するホテルに該当する施設は、既存のビジネスプロフィールを確認し、オーナー確認・管理権限の取得を進める。未掲載なら新規登録を確認する。[S29]
公式料金を載せる利用中の予約システム会社等に、Googleとの連携、申込み、対象プラン、費用を確認する。[S03]
有料広告を出す料金・空室の連携に加えて、Google広告のアカウント、Hotel Centerとの連携、予算などを設定する。[S28]

無料の予約リンクを使うために、有料広告を始める必要はありません。公式料金の掲載は、まず予約システム会社に相談できます。Googleのホテルオーナー向け案内も、現在は対応する接続会社を通じて料金を共有する方法を案内しています。[S03][S04]

例えば予約プロプラスは、Googleホテル連携に別途申込みが必要と案内しています。予約システムを使っていることと、Googleへの掲載が有効になっていることは同じではありません。[S24]

施設情報はGoogleビジネスプロフィール、料金は各OTAや公式予約サイトの情報が反映される

要点施設名や設備はGoogleビジネスプロフィールで管理します。料金・空室は、各OTAや公式予約サイトから送られる情報が反映されます。

Google上では一つの施設ページに見えても、情報は複数の場所から集まっています。施設名の誤りと宿泊料金の誤りでは、確認・修正する場所も違います。

表は横にスクロールできます。

表示される情報主な出どころ施設側の確認先
名称・所在地・写真施設側、公式サイト等の公開情報、第三者データ、利用者Googleビジネスプロフィールと元の掲載情報[S01]
駐車場・プールなどの設備施設・公式サイト・パートナー等の情報ビジネスプロフィールのホテル情報[S02]
客室名・写真・定員・プランGoogleが集めた客室情報や、OTA・公式予約システム等が送る客室・プランのデータ表示内容に対応するOTA・予約システム等の送信元[S06][S07][S08]
日付別の料金・空室OTA、公式予約システム、対応する接続会社等その料金をGoogleへ送っている会社・システム[S03][S07]

施設の写真をプロフィールに追加する作業と、販売する客室タイプに写真を付けて送る作業も別です。「施設には朝食サービスがある」という情報と、「この料金に朝食が含まれる」という販売条件も分けて確認します。[S02][S08]

Googleは、パートナーから受け取る料金情報を、Web上から得た追加情報で補う場合もあります。表は主な情報の流れを示しています。[S06]

Hotel Centerは、掲載と料金連携を確認する場所

Hotel Center(ホテルセンター)は、施設の照合、料金や掲載の状態、予約リンクの実績などを確認するGoogleの管理サービスです。予約システム会社が運用している場合もあり、施設様全員が自分のアカウントで操作するとは限りません。[S05][S04]

施設名や設備を直したいときはGoogleビジネスプロフィール、料金・空室を直したいときは各OTAや公式予約サイトの管理画面を確認します。

Googleに公式料金が掲載されているかはHotel Center、広告はGoogle広告で確認します。実際の宿泊予約の確認にも、各OTAや公式予約サイトの管理画面を使います。

古い手順に注意:ビジネスプロフィールで宿泊料金を手入力する機能は、2025年7月30日に終了しています。現在の掲載方法は、対応する予約システム等との連携を確認してください。[S20]

予約通知は、予約を受けたOTAや自社システムで確認する

要点予約の確認には、お客様が選んだOTAや公式予約システムを使います。通知方法は施設様の設定によって異なります。

Googleで比較した後、OTAで予約すればOTA予約として施設へ、公式サイトで予約すれば自社予約として施設へ届く。通知方法は予約システムの設定による

お客様がOTAの料金を選んで予約した場合は、そのOTAの予約として確認します。公式サイトを選んだ場合は、自社予約システムの予約として確認します。Googleは通常、選ばれた予約サイトへお客様を案内します。[S06]

メールが届くのか、管理画面で確認するのか、サイトコントローラーやPMS(施設の予約管理システム)に取り込まれるのかは、施設様の導入環境によります。

変更・キャンセルも、実際に予約したサイトの案内と予約条件を確認します。支払先や支払時期は、選んだプランの条件によります。Googleで見つけた予約だから、すべてGoogleが決済するわけではありません。[S06]

海外向けのAI予約機能について

Googleは米国・英語・一部施設を対象に、AIモード内でホテル予約を進める機能も案内しています。この場合も予約・決済・確認メールなどは予約パートナーが担当します。上の図は、日本で通常利用する予約リンクの流れを示しています。[S23]

無料なのはGoogleの予約リンク。予約にかかる費用は経路で変わる

要点無料の予約リンクにはGoogleへの掲載・クリック料金がかかりません。システム利用料やOTA手数料は別です。

「Googleホテルは無料」とだけ書くと、予約が入った後の費用までゼロに見えてしまいます。無料なのはどこかを、分けて考えます。[S04]

表は横にスクロールできます。

利用するもの・予約経路確認する費用
無料の予約リンクGoogleへの掲載・クリック料金はかからない[S04]
公式サイトでの予約予約システム、Google連携、決済などの費用。利用会社の契約・プランで確認
OTAでの予約その予約に適用されるOTA手数料・決済費用等。Googleで見つけたことを理由に無料にはならない
有料ホテル広告Google広告の費用。運用を委託する場合は運用会社の料金も確認[S28]

公式予約のリンクを用意する目的は、お客様が比較している場所で公式サイトも選べるようにすることです。公式予約への入口を増やし、その後の予約件数と費用を確かめる。弊社では、この順で活用を考えます。

公式料金を載せた後は、予約できるところまで確かめる

要点公式リンクの有無だけでなく、料金と条件の一致、客室情報、クリック後の予約まで見ると改善点が分かります。

公式サイトのリンクが選べるかを見る

空室のある日を選び、OTAの料金と一緒に公式サイトの料金も表示されるか確認します。「公式サイト」と分かる表示も確認点です。このバッジは施設側で自由に付けるラベルではなく、Googleの条件に基づき付与されます。[S15]

表示されない日があれば、順位だけで判断せず、その日の空室・人数条件・料金連携・施設との照合を送信元に確認します。[S18]

表示料金と、移動先の予約条件を見比べる

弊社からの点検案は、平日と週末、1名と2名、スマホとパソコンで見比べることです。Googleで選んだ日程や人数が引き継がれ、同じ客室・食事条件で予約できるかを見ます。[S13]

金額は、同じ日程・人数・プランの、必須の税・費用を含む総額で比べます。Googleの表示方法には地域差があり、予約サイトの途中画面が税別の場合もあるため、まず料金の単位と内訳を確認します。Googleへ送った総額に含まれていない必須費用が後から加わるなど、総額に食い違いがある場合は、料金の送信元に修正を依頼します。Googleも表示料金と予約画面の料金精度を確認しています。[S14]

客室の写真と、プランの説明も送られているか確認する

施設全体のきれいな写真があっても、販売されている部屋の違いが伝わるとは限りません。客室タイプごとの写真、定員、食事などの条件をGoogleへ送れるかは、予約システム・連携会社に確認できます。[S08]

写真のカバー設定は、常に先頭表示を固定する機能ではありません。また、ホテルのビジネスプロフィール投稿には販促・割引等の制限があるため、一般業種向けの投稿ノウハウをそのまま使わないようにします。[S27][S19]

クリック数と、予約件数を分けて見る

Hotel Centerなどで分かるクリック数は、そのまま予約件数ではありません。無料予約リンクと広告からの流入を分け、予約システム側の実際の予約まで確認できるかを相談します。Google広告のレポートだけでは、無料予約リンクのクリックは確認できません。[S16][S17]

施設様がHotel Centerを直接使わない場合も、連携会社がどの実績を出せるか確認できます。公式リンクが出ているか、正しい条件で予約できるか、そこから予約が入っているか。掲載後はこの流れで確かめると、手を入れる場所が絞れます。

あとがき

Googleホテルを活用するには、プロフィールの整備と、料金を送るシステム、予約を受けるサイトをつなげて見る必要があります。弊社では施設様の販売経路や予約システムに合わせ、掲載情報や公式予約へのつながりを確認する作業もお手伝いしています。まずは、いま表示されている料金を誰が送っているのかを整理するところから始められます。

この記事のおさらい

Googleと契約しないと施設は掲載されませんか?

施設情報は申込み前から載る場合もあります。自分で情報を管理するためのオーナー確認、公式料金の連携、有料広告の開始は別の手続きです。[S01][S03]

Googleホテル経由の予約は、どこで確認しますか?

通常は、お客様が選んだOTAまたは公式予約サイト側で確認します。施設宛のメールや予約管理システムへの反映方法は、導入環境によります。[S06]

無料の予約リンクなら、手数料は一切かかりませんか?

Googleへの掲載・クリック料金はかかりません。予約システム等の利用料や、選ばれたOTAの予約手数料、決済費用は別に確認します。[S04]

出典・参考

Google公式資料を中心に、2026年10月5日時点で確認しています。実画面の説明は、同日に確認した公開画面の例です。予約通知の流れや点検の順序には、資料を施設業務に当てはめた整理を含みます。連携会社の料金・対応範囲は各社の契約条件をご確認ください。

リンク先やリンク先から進む管理画面は、ログインや権限のあるアカウントでのアクセスが必要な場合があります。英語の資料も含みます。

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